意識障害とは [意識障害]

◆意識障害

外部からの刺激に反応できない状態を意識障害と言います。
意識障害には、混迷、傾眠、せん妄、昏睡、失神といったような種類があります。

混迷は、刺激に反応して目覚めるのですが、またすぐに眠ってしまうような状態のことを言います。
傾眠は、起こすとようやく目が覚めるといった状態のことを言います。
せん妄は、意識が朦朧としていて、暴れたり意味がわからないことを口ばしったりするような状態のことを言います。
昏睡は、外部からの刺激にまったく反応しなくなってしまっている状態のことを言います。
失神は、突然、一時的に意識を失ってしまう状態のことを言います。

突然、意識障害が起きた場合は、まず脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の可能性が考えられます。
転倒や事故などで頭を強く打ちつけたときの意識障害には、脳内出血、脳挫傷、脳震盪の可能性があります。
それがもしも時間が経ってからだったら硬膜下出血による意識障害かもしれません。

尿毒症、糖尿病、肝硬変、一酸化炭素中毒などでは脳細胞に障害が起きると、意識障害を引き起こします。

また不整脈、心筋梗塞、心臓弁膜症、狭心症などによって心臓の拍動が5秒以上止まると、脳内の酸素が欠乏することで意識障害を引き起こします。
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