吐血と喀血とは [吐血と喀血]

吐血と喀血はどちらも血を吐くことですが、吐血は消化管からの出血で、喀血は咳き込んだ際の呼吸器からの出血であることを意味します。
吐血や喀血を引き起こしてしまったら、血液が鼻、気道、食道に入らないように気をつけて安静にします。

どちらも出血が大量で精神的な影響を受けると、ショック症状を起こす危険性がありますので、その点でも注意が必要です。

吐血を引き起こす病気には、胃・十二指腸潰瘍、食道静脈瘤破裂、胃炎、マロリー・ワイス症候群などがあります。

喀血を引き起こす病気と言えば肺結核が代表的ですが、近年では肺癌や気管支拡張症による喀血が多くなってきています。
その他喀血を引き起こす病気には、肺塞栓症やうっ血性心不全などがあります。

血液が胃の中に一定時間たまっている状態の吐血は、胃液が混じっているために暗い赤色となります。
吐血の色が鮮紅色の場合は、食道から出血した可能性が高くなります。

喀血の状態は少量のものから1リットル以上もの喀血が見られる場合があり、特に量が多い場合は呼吸困難に陥る危険性もあります。
タグ:吐血 喀血
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